集中力が続かないのは当たり前のことです。大人に接するように子供に接したら、いらいらするばかりです。集中力は年齢を重ねるごとに高くなります。
でも集中力が続かないからと放置するわけには行きません。シーンに合わせた対処方があります。
食事のときに、途中で遊びはじめる子供に対してできることは、一度に食卓に並べない。子供の食事の進行状況を見ながら一品、最後にデザートや好きなおかずを出すようにしてみて下さい。「あれまだ?」と催促されたら、「デザートは最後ね」とご褒美にします。
寝るまえに、本の読み聞かせも効果があります。普段は集中しない子でも寝るまえには静かになります。決まった時間に寝る習慣をつけておきましょう。
めりはりをつけた時間を意識します。10分しか集中できない子なら、10分は座って、10分は寝転がり、10分はリビングでと、場所を変えて同じことをしたり、変化をつけて続くように工夫します。途中で折り紙をするなど、まったく違う遊びを取り入れるのも効果的です。叱るのは逆効果です。じっと観察すると、気に入った遊びや話題など、好きなことがあり、思わぬ持久力を示します。子供の特性を知ることから始めてみましょう。