この約2年近くはコロナ禍によるマスク生活になり、また仕事においてもリモートワークが増加した。それにより直接的に対面での会話をする機会が極端に減り、以前ほどは口臭を気にすることは少なくなったように思う。しかし、それでも口臭予防、口臭対策は社会生活を営む上において最低限のマナー・エチケットであると思う。

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口臭予防において最も習慣的に行える対策はやはり毎日の『歯磨き』であろう。スーパーやドラッグストアに足を運ぶと、様々な種類の歯磨き粉が並んでいる。個人的にドラッグ商品の表示内容を見るのが好きなのであるが、そのブランドはライオン、サンスターが圧倒的に多いように思う。特にサンスターはデオドラント商品に力を注いでいるようであり、虫歯予防、口臭予防だけでなく、歯周病予防、歯垢・プラーク対策、ホワイトニンク対策などと用途に応じた歯磨き粉を見かける。また、近年では、虫歯予防の歯磨き粉においては、高フッ素濃度加工の商品が主流になりつつあるように感じる。その他、昔ながらの缶入りの炭の粉の歯磨き粉も時々見かけることがあり興味が惹かれる。

歯磨き粉の役割は大きく分けて、殺菌作用、抗炎症作用、組織修復作用、血行促進作用に大きく分かれる。特に口臭対策においては殺菌作用の成分が入ったものを選びたいと思う。

時々、知り合いの歯医者の先生にデンタルクリーニングを依頼しているのだが、歯磨きはただ力任せに強く磨けばいいものでもないし、ただ沢山の歯磨き粉をつければいいものではないと聞いた。先生の指示に従って、歯磨きは食後に最低でも3回をしている。『歯を磨く』という毎日欠かすことのできない習慣や行動こそが、口臭予防の第一歩であろうと思う。